憂国の騎士
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正義と悪と欲望のせめぎ合い
長期病欠懲戒免職された奈良市環境清美部の元職員(42)」
最近話題だが彼はなのだろうか?

だと考えるのが一般的なのだろう。死刑にでもなってくれれば胸がスカっとするかもしれない。
真面目に働いている人間からすれば当然の感情だと思われる。

しかし私には、この元職員のやった事も、「死ねば良いのに」と思う真面目なサラリーマンの感情も
本質的には同じものだと思えるのだ。
どちらも「欲望」という点で。

誰だって簡単にお金が手に入るならそれを実行するだろう。
働くことが好きな人や働く事にこそ意味があると考える人でも「お金は欲しい」という点では同じだ。

また不正を働いた人間に対して憤る気持ちも理解出来る。
この元職員のケースでは被害者の数は膨大だが一人一人の被害は少ないので
「死ね」とまでは思う人は居ないかもしれないが、例えば自分の恋人が殺された場合などは
「死ね」どころか「殺してやる」とすら思うだろう。

ではなぜこの元職員はで「死ね」と憤る人間は正義だと感じられるのだろうか?

答えは「多数決」なのだと思う。
つまり、どちらの方がより多くの人に支持されそうかという事だ。
法律とは大多数の欲望を正当化する事を模索した結果出来た文章に思える。
(もちろん一人一票では無い)

例えば死ぬ死ぬ詐欺と揶揄される事もある
募金で集めた数億円で一人の子供の命を助けようとする運動」のケースで考えると、
募金運動をする側は「身近な人間をこのまま見殺しには出来ない」
という人間として当然の感情がある。
これは善なのでは無く、欲望によって行われる行だと言えない事も無い。

乳児死亡率が世界で一番低い国の子供を
更に募金で助けようというのは愚かとしか言いようが無い。
世界には数十円で命が助かるかもしれない人間が山ほど存在するのに数億かけて一人だけの命を救おうとする行為は滑稽ですらある。
しかしそれでも何かやらずには居られないんだと行動した人間が今回は満足を手に出来たという事だ。

大多数の欲望正義
言い換えると、欲望欲望がせめぎ合っているだけで正義は実際には存在しない。

情報が氾濫している現代社会では他人の注目をいかに集めるかが益々重要になり
これを突破して大勢のヒトを味方に付ける事が出来た人間や組織が正義になるのだろう。

単純な馬鹿が増えれば募金で先進国の子供が助かる裏で大勢の発展途上国の子供が命を落とし続け、
賢明な人間が増えれば「死ぬ死ぬ詐欺」は無視してより大多数の人間が満足を得られる持続可能な社会を作る方向に動いて行くのだろう。
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憂国騎士団「み」

Author:憂国騎士団「み」
国に対して憂いを感じている、という分けではなく、単に語感が好きなので憂国騎士団を名乗っています。
団長の「み」です。関東近辺に生息しております。
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